米国では3月28日(金)、日本、オーストラリアでは29日(土)JLDによるATA認定試験ワークショップが開催されました。無生物主語や直訳などの翻訳の仕方、普通の日本語として読んだ場合きちんと通じるかなど、まだまだ勉強が足りません。訳抜けや余分な追加がないか確認することの大事さ、英辞郎の注意点、Goo国語辞書を参照することの勧めなども学びました。減点の方法も[1]よくわかりました。また、私は常日頃、一つの画面に原文を表示して、もう一つの画面でワードを開き、辞書なども開くので、一つの画面で受験するのは難しいと感じました。受験する際、受験環境に関する条件[2]をよく確認しましょう。
私たちのグループでは、次のような感想もありました。
「提出課題の内容を見ていただいたたうえで教えていただけたので、どういう訳が良いかや、用語選びに気を付けるべきポイントが具体的に分かって、とても勉強になりました。良い例悪い例を黒字と赤字で書いてくださっていたのも分かりやすく、視覚的に頭に入って良かったです」
「前半の全体のワークショップも検定試験の概要を知るうえで、もちろんとても参考になりましたが、後半に小さいグループに分かれた後は、実際に自分が提出した課題文がどのように採点されるかというのを実感することができました。このことは、プラクティステストにかなり近い体験で、とても貴重でした」
今年はプラクティステストから始め、ぜひ挑戦したいと思っています。いづみさんのおっしゃった、「先に両方のパッセージを訳して、そのあとで両方を見直す」というのを練習してみたいです。やはり、本番と同じようにして練習しないとだめなので解像度を大きくするとか、虫眼鏡を使うとかもやってみたいです。このワークショップは貴重な機会となりました。JLDアドミニストレータのはじめさんおよびグレーダーの皆さま、大変、お世話になりました。
著:荒木美琴
編:三根翼
[1] https://www.atanet.org/certification/how-the-exam-is-graded/
[2] https://www.atanet.org/certification/prepare-to-take-the-ata-certification-exam/restrictions-and-requirements/
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